経営管理権や経営管理実施権を設定した森林が自然災害により毀損した場合は誰が責任を もって復旧するのか。


woodinfo
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結合: 2年前

経営管理権を有する市町村、経営管理実施権を有する林業経営者(受託者)が適切に森林の管理を行っていたにも関わらず被害が発生した場合には、受託者に責任を問うことはできないため、基本的には森林所有者の費用負担により当該森林の復旧を行うこととが考えられます。
ただし、受託者の森林の管理が不十分だったため当該森林で被害が発生したと考えられる場合には、当該受託者に復旧義務や損害賠償責任が生じる可能性があります。また、経営管理実施権が設定されている場合、市町村は林業経営者から報告を受けることにより監督する義務があるため、当該義務を果たさず、経営管理実施権を有する林業経営者の森林の管理が不十分であるときには、市町村にも責任を問われるおそれがあります。
これらを踏まえて、計画を作成する際には、病虫獣害等を防止するために行う巡視の方法や回数、森林保険へ加入することができる旨、予見し難い自然現象による災害が発生した場合には市町村が当該森林に係る経営管理権集積計画及び経営管理実施権配分計画を取り消すことができる旨等を計画に記載することを検討することが望ましいと考えます。

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