経営管理権又は経営管理実施権を設定した森林が原因となって、第三者に損害を与えた場 合、市町村又は林業経営者の責任となるのか。


woodinfo
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(@woodinfo)
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結合: 2年前

経営管理実施権が設定されない場合であって、かつ経営管理権を取得した市町村が適切に管理していたと認められる場合、予見し難い自然災害により発生した損害については、当該市町村の責任にはならないと考えられます。
一方で、第三者に損害を与えることが予見される場合、当該市町村は当該損害の発生を防止するために必要な措置を講ずる必要があります。
例えば、
① 民家が隣接しており落枝等により民家に被害を及ぼす可能性がある場合は枝打ち等を実施する
② 第三者が頻繁に立ち入る可能性がある場合には立ち入り禁止の立て看板を設置する
③ 車両が頻繁に通行する林道が隣接している場合には、車両の通行頻度に応じて林道周辺を巡視をし落枝等が生じないように注意する
等の対応を行うことが望ましいと考えています。
なお、経営管理実施権が設定される場合、市町村は林業経営者から報告を受けることにより監督する義務があるため、林業経営者が上記の対応を行っていることを報告を受けて確認する必要があります。

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