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森林/林業のシステム開発

森林/林業のシステム開発

収益シミュレーションシステム

Digital Forestシステムで作られた立木情報を使って、個々の立木から造材される丸太の材長、末口径、品等(曲り)を計算して、売り上げを検討するシステムです。
現在、愛媛県の他、群馬県でも検証を行っています。

丸太造材の考え方

Digital Forestでは、立木の幹の周長を高さ方向に10㎝間隔で円でモデル化しています。つまり10cm間隔なら好きな長さの丸太を取り出した時の元口・末口径がわかります。と同時に、モデル化した円の位置と、元末の間にあるもっとも変化の大きい円の位置の差から、品等(曲り)を計算します。
丸太の売り上げ価格は、直近の市場の情報(材長、末口径、曲り等級別一覧)を利用します。

 

収益シミュレーションシステムの画面

シミュレーションは、直近の市場情報を基にしたもっとも高く売れる造材の組み合わせと、3mや4mそして、6m等の指定した材長での売り上げの計算を行います。
左の図では、もっとも高く売れる造材の例を表示しています。例えばNo.1の立木は胸高直径が32cm、樹高が16mで幹全体の材積として0.399㎥ありますが、この立木からは元玉として6m、2番玉、3番玉を4mで造材すると最高の6,482円の売り上げとなることを示しています。
これらの結果は、提案書作成システムに自動的に反映されます。