森林/林業のシステム開発
作業路開設シミュレーションシステム
Digital Forestシステムによる解析の中で作られる地表面の3Dモデルを利用して、作業路の開設をシミュレーションし、開設コストと伐採・集材コスト、そして造材後の売り上げとのバランスを最適化するための作業路を検討するシステムです。
このシステムでは自動設計は行いません。あくまで設計を支援することを目的としています。
次の課題は、抜倒方向も考慮した見積シミュレーションが出来ること。幾つかの森林組合にテストしてもらっています。
見積条件の入力
作業道はマウスで描画
表示する等高線間隔は1mと50cm。50cmにすると、作業道開設の参考となる獣道や、岩等が見えてきます。
路網設計の最初は、山土場の指定。マウスでクリックして、開始します。その後は設計したい方向にマウスを移動させポイントをクリックします。描いたところまでの総延長も表示されます。
クリックする前に急激に高さ方向が変化する(見積条件で指定した最大傾斜を超える)すと、描いている線が赤くなり、高さと角度欄が同様に赤く表示されます。(下図)